喪服についての常識

お葬式や通夜で目にする光景には喪服があります。喪服とは、本来ご遺族が「喪に服している」ということを意味しており日本や欧米では黒の喪服がスタンダードです。

古くに遡れば中国や朝鮮半島では喪に服する際には白装束で行っていたそうですが日本では古来より黒の喪服ということになっています。喪服の種類には正式(モーニング・和装など)と略式(ブラックスーツ・ブラックフォーマルと呼ばれるもの)があります。

参列する側は、故人を偲ぶための正装をするという意味で、略式の礼服を着用します。しかしながら現代では親族、参列者ともに略式喪服がほとんどで正式喪服を着用するのは喪服の意味が分かっている年配の人だけになってきています。

葬儀では親族よりも格が上にならないよう気を使う必要があるため正式喪服よりも略式の喪服の方が都合が良いのも事実です。そのため略式喪服が現在では喪服として広く認識されているのでしょう。

ちなみにまた、喪章はご遺族(関係者)であることを示すしるしであり、喪章をつければ喪服代わりになる誤った認識で覚えてる人もいますが喪章では喪服代わりにはなりませんので注意しましょう。